日用美品


Archive 2018 Vol.6 日 用 美 品

2018年は「日用美品」をテーマに、 5/25(金)〜27(日)に開催されました。

日々の暮らしを美しく重ねていくもの。
暮らしの美とは素から生まれたもの。
その美は所作を生み人を創るもの。

日用品は、コップ、鍋、茶碗など、毎日毎日使っていて、
まるで自分の体の一部のように、暮らしに溶け込んでいる道具類のことです。
それは車や外出着のように人の目を意識するものではありません。
自分の家で、なにより自分自身が気持ち良く過ごしたい、と思って選んだものばかりです。
だから日用品の「美」は、たんに視覚的な美しさだけではないものが多く含まれています。
それは共に暮らすことの心地よさや、触れた時の人肌のような親密さ。
それがあることで、ちょっと元気になるようなものもあれば、時にはほとんど空気のようになっていて、
その存在すら気づかないぐらいのものもあります(それもまた、気持ちがいい)。
日用美品には、「人間らしく生きたいな」という生活者たちの気持ちが、素直に表れているように思います。

7人が多様な視点から選んだ「日用美品」と、連続トークの記録です。


Archive 2018 Vol.6 
日 用 美 品

2018年は「日用美品」をテーマに、 5/25(金)〜27(日)に開催されました。

日々の暮らしを美しく重ねていくもの。
暮らしの美とは素から生まれたもの。
その美は所作を生み人を創るもの。

日用品は、コップ、鍋、茶碗など、毎日毎日使っていて、 まるで自分の体の一部のように、暮らしに溶け込んでいる道具類のことです。 それは車や外出着のように人の目を意識するものではありません。 自分の家で、なにより自分自身が気持ち良く過ごしたい、と思って選んだものばかりです。 だから日用品の「美」は、たんに視覚的な美しさだけではないものが多く含まれています。 それは共に暮らすことの心地よさや、触れた時の人肌のような親密さ。 それがあることで、ちょっと元気になるようなものもあれば、時にはほとんど空気のようになっていて、 その存在すら気づかないぐらいのものもあります(それもまた、気持ちがいい)。 日用美品には、「人間らしく生きたいな」という生活者たちの気持ちが、素直に表れているように思います。

7人が多様な視点から選んだ「日用美品」と、連続トークの記録です。